おかげさまで、創立70周年。

一般社団法人 愛知広告協会

2014年5月開催終了 第62回全広連名古屋大会

AICHI AD AWARDS 2022 作品展

愛知広告協会では、愛知県下の広告クリエーターのレベルアップと連携、有能なクリエーターの育成を目的に「クリエーターによるクリエーターのための広告賞」を実施しております。

この広告賞は、2014年までの「愛知広告協会賞」を2015年より刷新し、名称も『AICHI AD AWARDS』と改名、豊かな発想と新鮮な感覚に満ち、確かな信頼性と訴求力を持つ優れた作品を表彰いたしております。

今回は事前審査をリモートで実施しファイナリストを選考、本審査は3年振りに「リアル」に国際デザインセンターにて行いました。

審査員は、審査員長の中島信也氏(東北新社)をはじめ日本のトップクリエーター7名にお願いし、愛知の優秀なクリエーターの広告作品を『AICHI AD AWARDS 2022』優秀広告作品として選考しました。

会期 2022年7月13日(水)~18日(月)

    11:00~19:00

会場 国際デザインセンターデザインギャラリー

    〒460-0008名古屋市中区栄メディアパーク

    デザインセンタービル4階

 

主催 一般社団法人 愛知広告協会

共催 株式会社 国際デザインセンター

 

協力 株式会社 インディ・アソシエイツ

 

後援 愛知県

    コピーライターズクラブ名古屋

    中部CM合同研究会

        一般社団法人日本アド・コンテンツ制作協会中部支部

   公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会愛知地区

   中部デザイン団体協議会

   一般社団法人中部広告制作協会

   名古屋広告業協会

AAA2022パンフレット.pdf
PDFファイル 610.3 KB
AAA2022受賞者リスト.pdf
PDFファイル 7.1 MB

審査会

審査日時 2022年6月8日(水)9:30~17:30

審査会場 国際デザインセンター デザインギャラリー セミナールーム1・3

      CM、GRAPHIC、DIGITAL、DESIGN、PROMOTION/OOHの、 

      メダリスト及びグランプリ選考

CATEGORY カテゴリー

CM 電波 テレビCM、ラジオCM ※シネアドも含みます。

GRAPHIC グラフィック 新聞広告、雑誌広告、ポスターA、ポスターB
                 ※ポスターAは商業広告、公共広告、文化事業の告知

                 ※ポスターBは展覧会などに公に発表された作品(未発表の作品は除く)

DIGITAL デジタル Web、ムービーなど

DESIGN デザイン CI、ロゴマーク、カレンダー、エディトリアルなど

PROMOTION / OOH プロモーション / OOH キャンペーン、屋外広告全般

AWARD 賞

GRAND PRIX  グランプリ 各カテゴリー「ゴールド」受賞作品の中で最も優秀と認められた作品1点

※賞状と副賞               


GOLD  ゴールド 各カテゴリーで最も優秀な作品1点 ※賞状と副賞

SILVER  シルバー 各カテゴリーより優秀な作品1点 ※賞状と副賞

BRONZE  ブロンズ 各カテゴリーより優秀な作品1点 ※賞状と副賞

 

GRAPHIC POSTER B PRIZE  グラフィックポスターB賞の中で最も優秀な作品1点 ※賞状と副賞

 

SPECIAL AWARD  ・特別賞 各審査員が印象に残った作品に審査員ご自身のお名前を冠した特別賞。 ※賞状と副賞

FINALIST  ファイナリスト 各カテゴリーの優秀と認められた作品全て ※賞状

                AAA2022では44作品が選出されました。

 

※各カテゴリーのメダリスト(ゴールド、シルバー、ブロンズ各1点)は、ファイナリスト作品の中から選出。

 

学生広告賞 第9回(令和3年度)愛広協実践広告ワークショップの成績優秀者

       (グランプリ 1名、準グランプリ 2名、特別賞 11名)

       ※実施日:令和4年2月19日(土)、3月24日(土)

審査基準

1)豊かな発想とアイディアにオリジナリティがあるか

2)新鮮な感覚に満ちた表現がされているか

3)訴求ポイントが明確で広告として説得力があるか

4)確かな信頼性、話題性があるか

審査員プロフィール (敬称略)

審査員長

中島信也 / なかじま しんや

株式会社東北新社 エグゼクティブクリエイティブディレクター

 

1959年福岡県生まれ大阪育ち。
デジタル技術を駆使した娯楽性の高いCMで数々の賞を受賞。主な作品に日清食品カップヌードル「hungry?」、サントリー「燃焼系アミノ式」、「伊右衛門」、TOTO「菌の親子」、AirPAY「オダギリジョーさんシリーズ」、Bingo5「神木隆之介さん上白石萌音さんシリーズ」などがある。
'10劇場用映画「矢島美容室THE MOVIE」を監督。


審査員(五十音順)

秋山 具義  あきやま ぐぎ

デイリーフレッシュ株式会社 代表取締役 アートディレクター

 

1966年秋葉原生まれ。1990年日本大学芸術学部卒業。同年、株式会社I&S(現I&S BBDO)入社。
1999年デイリーフレッシュ設立。日本大学芸術学部 デザイン学科 客員教授。

広告キャンペーン、パッケージ、ロゴ、キャラクターデザインなど幅広い分野でアートディレクションを行う。主な仕事に、松竹「十八代目 中村勘三 襲名披露」ポスター、東洋水産「マルちゃん正麺」広告・パッケージデザイン、日本フェンシング協会「新国章」デザイン、立命館大学 コミニュケーションマークデザイン、AKB48「ヘビーローテーション」CDジャケットデザインなど。
「日本パッケージデザイン大賞2017」にて「マルちゃん正麺カップ」が金賞受賞。著書に「世界はデザインでできている」「ファストアイデア25」がある。
2016年より「食べログ」グルメ著名人としても活動。


川村真司 / かわむら まさし

Whatever Inc. チーフクリエイティブオフィサー

 

東北新社と共同出資して設立した、WTFCのCCOも兼任。Whatever合流前はクリエイティブ・ラボPARTYの共同創設者/エグゼクティブ・クリエイティブディレクターと同時にPARTY NYのCEOを兼任し、全てのグローバルビジネスを担当。数々のブランドのグローバルキャンペーンを始め、プロダクト、テレビ番組開発、ミュージックビデオの演出など活動は多岐に渡る。カンヌ広告祭をはじめ数々の賞を受賞し、アメリカの雑誌Creativityの「世界のクリエイター50人」やFast Company「ビジネス界で最もクリエ イティブな100人」、AERA「日本を突破する100人」などに選出されている。


小西利行 / こにし としゆき

POOL INC. FOUNDER / 株式会社GOOD EAT COMPANY CCO
クリエイティブ・ディレクター/コピーライター

 

博報堂を経て、2006年POOL INC.設立。CM制作、商品開発から、街づくりや国の戦略構築も行う。サントリー「伊右衛門」「ザ・プレミアム・モルツ」「PlayStation」「モノより思い出」などヒット作多数。2017年に「プレミアムフライデー」を発案。2019年には京都のホテル「The Thousand Kyoto」「Good Nature Station」、2020年立川「GREEN SPRINGS」をプロデュース。
2021年には「GOOD EAT COMPANY」にてブランディング&クリエイティブディレクションを担当。同社CCOにも就任。2021年開催予定のドバイ万博日本館のCREATIVE ADVISERも担当している。


谷口 佐智子  たにぐち さちこ ※AAA2021GRAND GOLD 受賞者

& Rainbow Inc. 代表取締役 アートディレクター

 

岐阜県多治見市出身。美濃焼茶碗を製造する窯元の家に生まれる。名古屋の広告制作事務所を経て、2012年、ブランディングを主軸としたデザイン制作会社「& Rainbow Inc.」を設立。「人の心を動かすデザイン」の力を信じて、ブランド開発からロゴ、商品プロダクト、パッケージ、店舗・空間、広告プロモーションなど、アウトプットまで一貫した企画制作を手掛ける。近年、テレビ塔のホテルブランディングや、美濃焼・タイル産業のプロジェクトなど、地元の地域ブランディングにも精力的に取り組んでいる。


福里真一 / ふくさと しんいち

株式会社ワンスカイ クリエイティブ・ディレクター、CMプランナー、コピーライター

 

1968年鎌倉生まれ。いままでに1500本以上のテレビCMを企画・制作している。主な仕事に、ジョージア「明日があるさ」、富士フイルム「お正月を写そう」、サントリーBOSS「宇宙人ジョーンズ」、トヨタ自動車「こども店長」、ENEOS「エネゴリくん」、東洋水産「マルちゃん正麺」、アフラック「ブラックスワン」、ゆうパック「バカまじめな男」、LINEモバイル「LINEモバイルダンス」、メルカリ「メゾンメルカリ」など。その暗い外見からは想像がつかない、親しみのわくCMを、数多くつくりだしている。


森本千絵 / もりもと ちえ

株式会社goen° 主宰/コミュニケーションディレクター/アートディレクター

 

武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科を経て博報堂入社。2007年、もっとイノチに近いデザインもしていきたいと考え「出会いを発見する。夢をカタチにし、人をつなげる」をモットーに株式会社goen°を設立。広告の企画、演出、商品開発、ミュージシャンのアートワーク、本の装丁、映画・舞台の美術や、動物園や保育園の空間ディレクションを手がけるなど活動は多岐に渡る。現在、青森新空港のステンドグラス壁画を制作中。
受賞歴、N.Y.ADC賞、ONE SHOW、朝日広告賞、アジア太平洋広告祭、東京ADC賞、JAGDA新人賞、SPACE SHOWER MVA、ADCグランプリ、日経ウーマンオブザイヤー2012、 50th ACC CM FESTIVALベストアートディレクション賞、伊丹十三賞、日本建築学会賞、など多数。


※審査員は愛知広告協会AAA実行委員会(関係団体、在名広告代理店代表者)で選出しました。

審査員講評

中島信也 / 審査員長

コロナ禍を経て、人と人とのコミュニケーションのあり方が微妙に変質したように感じています。ざっくり言うと人がみんなどこか「神経質」になっているのではないでしょうか?広告はまさにコミュニケーションを作る仕事。広告表現はその時代のコミュニケーションのあり方をクリエイター達が繊細に察知して構築されます。AAA2022での受賞作品もそんなクリエイター達の「今の人」にたいする想像力が良い形で反映されていました。「神経質」になっている人たちの中で良好なコミュニケーションをどう作っていけばいいのか。派手ではありませんが、このことと向き合うことこそ広告クリエイティブの本質だと思います。そしてその価値を見抜くのが審査です。そういう意味でとても良い審査ができたのではないか、と思います。受賞者の皆様、おめでとうございます。応募していただいた皆様にも感謝です。そしてコロナ禍を乗り越えてアワードを実現に尽力された関係者の皆様に大きな感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

秋山具義

今年度は、『青柳総本家』が満場一致でグランプリでしたが、パッケージとポスターと新幹線のぞみ30周年の企画がズバッとマッチしていて気持ちよかったです。

デジタルの『おやつカンパニー』の「22年前に新発売」が新しかったです。

『辻喜』のパッケージは美しく美味しそうで機能していると思いました。

個人賞に選んだ「醤3」は、プロダクトとしてきれいで、食の新提案として面白いと思いました。

川村真司

全体講評:

今回のアワードは、前回二年分の審査をしたこともあり、点数がちょっと少なくなってしまっていて寂しかった。逆に応募する人にとっては受賞できるチャンスなので、来年はもっと作品が集まることを期待したいです。しかし応募作品数の寂しさはおいておくと、今年もとても「AAA」らしい作品を選出することができたのではないかと感じています。グローバルでなく、全国でなく、愛知ならではのカラーがある素敵な作品にスポットライトを当てられて嬉しかったです。

個人賞コメント:

個人賞には、惜しくも受賞を逃したけど輝くものを持っていたと感じた「ナカハマデンタル」を選ばせていただきました。オフィスのリデザインから発展してトータルデザインまでを手がけることになったというプロジェクトの発展の仕方も素晴らしいですし、何より様々なデザイン要素の統一感や、気を衒わない親しみやすい丁寧なブランディングが非常に好感を持てました。

小西利行

思い返せば、「幸せそうな強さ」をもった作品ばかりに点を入れていた。ういろうもそう。軽やかで幸せそう。誰もがクスっと笑いそう。養老もそう。重厚そうなのに、幸せなよだれが出そう。個人賞に選んだ「消火器」もそう。コピーのお手本のような発見。すごいのは、読み終わると自分や誰かの暮らしを思っていたこと。そう、この時代きっと、ギラギラするより、そういう幸せなほんわかしたのが、最も強い力を持つんだ。きっとそうだ。

谷口佐智子

グランプリに選ばれた「青柳ういろう」の新幹線を模したパッケージ、連結させたパッケージを鉄道模型で撮影したビジュアルのポスターは、とてもストレートに伝わってきて、一目で「良い!」と感じました。シンプルだけどアイデアや表現力がとても秀逸だと思います。大好きです。個人賞に選ばせていただいた「辻喜」のロゴやポスター、パッケージも、細部まで丁寧に作られていて、食品ブランドの核となる美味しさや信頼性といったイメージがきちんと表現されており、作り手の誠実さを感じました。他にも、隅々までインパクトのある展開が圧巻の「養老ミート」、商品の特徴を面白く生かした「カイトウあずきバー」のプロモーション、「おてがみ」シリーズはラジオならではの素晴らしいアイデア、「松坂屋」らしさを感じるポスターなどなど、心を揺さぶるアイデアやデザインには、愛があり、実直で強いのだと改めて感じることができました。受賞者の皆さま本当におめでとうございました。

福里真一

AICHI AD AWARDS、通称トリプルAが、今のようなクリエイターが審査する形になって、7年目を迎えるそうです。もちろん、それなりに盛り上がっているんだとは思うのですが、そろそろもっと盛り上げることを考えてもいいのかもしれませんね。中島信也審査員長を筆頭に、キャラが濃い審査員が揃っていますので、たとえば、どこかの地元テレビ局にお願いして、審査後に審査員が語り合う番組をつくってもらう、とか。テレビ番組が無理なら、ネットにアップする、でもいいかもしれません。審査員たちのおもしろトークが見られるから、他の賞よりも受賞がうれしい!みたいになるといいと思うのですが。今年の受賞作については、いつもすばらしい青柳のういろうの、いつも以上のぬけのよさ。サカイホールディングスのCMに毎回出演している謎の男の謎の表情。おやつカンパニーのWEBムービーの「22年前に新発売!」というコピーの斬新さ。「おてがみ」シリーズのラジオCMのほのぼのとしたかわいらしさ。などが印象に残っています。受賞者のみなさま、おめでとうございます!

森本千絵

今年はようやく作品を直に見ることができ、審査員の皆様と

情熱的な対話を通して審査することが叶いました。

グランプリの「ういろう」は、商品パッケージにアイデアひとつ加えただけで

こんなにも世界を広げることができるのだという伸びやかで瞬発力のある広告展開でした。

審査会場で結果が出た後、制作者からお話を伺ったところ

広告主の前で、即座に出たアイデアだったと聞いたからびっくりしました。

広告の鮮度は、広告主との密な関係性、信頼、最初に閃いたアイデアからくるものなのかもしれません。

その他、今年は商品の特徴や性格をよく理解し、まっすぐに向き合っていたものが目立ったように思えます。

これからは密で濃厚なアイデアが必要な時代なのかもしれません。

審査結果

GRAND PRIX [GRAPHIC,DESIGN]

AICHI AD AWARDS 2022  学生広告賞

「CBCテレビ 火曜19時台の新番組を企画せよ」

GRAND PRIX

吉田早希 広告デザイン専門学校

SECOND PRIZE

今永夢乃 名古屋学芸大学

大西真央 愛知県立芸術大学

SPECIAL AWARD

CBC賞 荻野未結 椙山女学園大学

学生審査員賞 藤川聖二 名古屋学芸大学

企画賞 沖野日々季 金城学院大学

戦略賞 向井智美 中京大学

コンセプト賞 内藤優里花 中京大学

プレゼン賞 小林香澄 中京大学

デザイン賞 片岡佑衣 愛知県立芸術大学

イラストレーション賞 長谷川詩恩 名古屋学芸大学

インサイト賞 古瀬晴菜 愛知淑徳大学

※学生審査員賞は、受講生のインターネット投票により決定しました。

※受賞作品は、「愛広協実践広告ワークショップ」のページでご覧ください。

お問い合わせ

一般社団法人 愛知広告協会

〒460-0008 名古屋市中区栄2-10-19 名古屋商工会議所ビル11階

TEL 052-223-6652  FAX 052-221-1368

 

E-mail:info@aichi-ad.or.jp

AICHI AD AWARDS

愛知広告協会賞 過去の受賞結果